
宗像大社沖津宮遙拝所

簡単〔かんたん〕に行くことのできない沖ノ島を遠くから拝〔おが〕む(遥拝〔ようはい〕する)ために、宗像で沖ノ島に最も近い大島〔おおしま〕の北の海岸に作られたんだ。今から300年ほど前(江戸時代〔えどじだい〕の中ごろ)には、今と同じところに沖津宮遙拝所があったようだよ。


空気のきれいな日には、とてもよく沖ノ島が見えるんだね!

遙拝所から沖ノ島までは、 48km 〔キロメートル〕もはなれてるんだ!

「遥拝」は大島の沖津宮遙拝所だけで行われたわけではなくて、九州本土の海岸や高台などの沖ノ島が見える様々な場所で行われていたみたいだよ。


「沖ノ島ごもり」 の想像図〔そうぞうず〕(絵/堀出太一)