第5回「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産シンポジウムを開催しました。

今回、九州国立博物館の特別展「古代日本と百済の交流」にあわせ、本遺産群の価値を多くの方にお伝えすることを目的に、第5回「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産シンポジウム~沖ノ島と海を越えた古代の交流~を開催しました。

沖ノ島での祭祀遺跡では、古代の対外交流によって朝鮮半島や中国大陸からもたらされた奉献品が多数発見されています。
海の超えた古代の交流は、沖ノ島祭祀そして本資産の価値を語る上で欠かせない要素です。

当日は、約280名の参加者が、古代の対外交流に焦点をあてた4名の専門家の講演とパネルディスカッションに熱心に聞き入っていました。

1 日時:平成27年2月14日(土)13:00~16:50
2 場所:九州国立博物館ミュージアムホール
3 参加者 約280名 
4 内容:(1)開会挨拶
     (2)「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の紹介
        西谷 正 氏(海の道むなかた館館長)
     (3)古墳時代の日韓関係と沖ノ島
        禹 在 柄 氏(韓国・忠南大学校教授)
     (4)鏡からみた宗像・沖ノ島
        辻田 淳一郎 氏(九州大学准教授)
     (5)宗像・沖ノ島からみた九州と倭王権
        田中 史生 氏(関東学院大学教授)
     (6)パネルディスカッション
        コーディネーター:西谷 正 氏


(写真:会場の様子)

(西谷 正 氏:「宗像・沖ノ島と関連遺産群の紹介」

(禹 在 柄 氏:「古墳時代の日韓関係と沖ノ島」)

(辻田 淳一郎 氏:「鏡からみた宗像・沖ノ島」)

(田中 史生 氏:「宗像・沖ノ島からみた九州と倭王権」)

(写真:パネルディスカッションの様子)