令和四年度 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島関連遺産群 公開講座

「海と人々の関わり」

世界遺産登録五周年となる本年度は、「海と人々の関わり」をテーマに行います。
古来、人々は大海原に船を出し、未知の土地へと出かけ、異文化の人々と出会い、交流してきました。穏やかかと思えば、一転して荒れ狂い、時に人々を分断し、時に人々をつなぐ海。そうした自然と人との関わりの中で、航海の安全を願う祭祀と信仰は、古代より行われてきました。本講座では、国内外の航海に関わる祭祀の事例との比較を通して、本資産の価値を考えます。

本講座は、新型コロナウイルスの感染予防に配慮しつつ実施します。
また、全ての講座は、講演の約1ヶ月後に本ウェブサイトで動画配信します。

内容

第1回 森田 克行「瀬戸内航路の神々と倭王権―住吉・大山祇・宗像―」(令和4年7月16日(土曜)カメリアホール)

第2回 堀江 潔「壱岐・対馬の海洋信仰と祭祀」(令和4年9月10日(土曜)海の道むなかた館)

第3回 中野 知幸「古代北陸の航海・境界に関わる祭祀遺跡―寺家遺跡を中心にー」(令和4年10月15日(土曜)海の道むなかた館)

第4回 妹尾 周三「古代瀬戸内海の島々と祭祀遺跡」(令和4年11月19日(土曜)海の道むなかた館)

第5回 ファビオ・ランベッリ「日本の神々と海から考える宗像信仰の意義」(令和5年1月21日(土曜)公開 オンライン配信)

第6回 「特集:海から沖ノ島を考える」山内 晋次「日本近世の航海信仰からみた古代の持衰」・後藤 明「南方世界の造船・航海術と信仰」(令和5年2月18日(土曜) アクロス福岡)

会 場

カメリアホール 大研修室(定員40名) 福津市津屋崎1丁目7-2
海の道むなかた館 講義室(定員40名) 宗像市深田588番地
アクロス福岡 円形ホール(定員50名) 福岡市中央区天神1丁目1-1

申込

下記リンクから専用フォームにて講演の7日前までに事前申込が必要です。
受講費は無料です。
定員を超えた場合は抽選、当選者に講演の3日前までにメールでお知らせします。
なお新型コロナウイルスの感染状況によっては中止する場合があります、ご了承ください。