世界遺産への道70 ≪世界遺産を目指し東京で交流会≫
2016年04月5日
世界遺産を目指し東京で交流会
宗像市は、県と福津市と共に「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議を組織し、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録を目指して、さまざまな取り組みを実施しています。この遺産の価値を多くの人に知ってもらうこともその一つです。
同推進会議では、8月23日、東京都のホテルに首都圏在住の県出身者ら約100人を招いた交流会を開催しました。出席者は、沖ノ島で出土した数々の国宝が特別に展示された出光美術館・宗像大社国宝展を見学。交流会で、小川洋県知事は「来年度の推薦遺産になるよう学術的な検証を進める。これと併せて多くの人に本遺産の価値、保存の必要を知ってもらわなければならない。今後さらなる登録に向けた機運の醸成に努めたい」と述べました。
その後、本遺産を映像で詳しく説明し、出席者の多くは、本遺産の価値の高さ、歴史の深さにうなずきながら映像を観ていました。また、交流会では、宗像市・福津市で獲れた魚を使った料理を提供。海に畏敬の念を持ちながら、海と共に育まれた歴史、古代から宗像の神様を祭っている宗像の人々、大陸からの日本の玄関口などのキーワードで、さまざまな交流が実施されました。