世界遺産への道75 ≪古代宗像を舞台にした漫画ができました≫
2017年02月22日
市では、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録推進活動の一環として、漫画「海の民宗像から玄界灘の守り神から」を平成27年3月15日(日曜日)に発刊しました。
この漫画は、稲作文化が大陸から伝わった弥生時代から、中国の唐に習って国家体制が成立した奈良時代までの宗像の様子を、遺跡や古墳、古事記・日本書紀などの資料を基に創作した物語です。
古代、ヤマト王権が勢力を拡大し、律令国家が成立するためには、命がけの航海をしてまでも大陸からの技術や文化を取り込むことが必要不可欠でした。宗像地域の人々が、玄界灘に浮かぶ沖ノ島を「神宿る島」として心から崇拝し、宗像を守り、大陸と日本との航海の担い手として、国家成立に重要な役割を果たしていたことが分かる内容となっています。
この漫画は、市民図書館、市内小・中学校図書室、各コミセンで読むことができます。また、全国の書店やインターネット、海の道むなかた館ショップ、市役所売店(ハートループ)で購入できます
漫画で楽しく古代宗像のことを知ることができます
みなさん、ぜひ読んでください
尚、現在発売中の改訂増補版は486円(税込)です。(平成29年2月21日現在)