福津市津屋崎の伝統工芸「津屋崎人形」を作る工房。「福岡県特産民芸品」に指定されている「津屋崎人形」は、古博多人形の流れを汲む土人形で、素朴さと鮮やかな色彩が特徴。また、平成21年9月に、福津市の優れた工芸品として「福津の極み」に認定されている。“二枚型による手押し製法”で作られ、分厚く安定感がある。この製法は、熟練した技術を要するため量産に向かず、現在作っているのは、同工房を含め2件のみ。同工房は、創業230年以上の歴史を持ち、現在は七代目である原田誠さんが匠の技を受け継いでいる。代々伝わってきている土型は1000点以上あり、大切に保存されている。割れない限り、昔の土型でも半永久的に使えるんだそう。代表的な作品「モマ笛」(写真右)は、愛くるしい表情をしたふくろうをかたどった笛。“モマ”とは、津屋崎の方言で“ふくろう”という意味。その他、干支人形やひな人形、招き猫など表情豊かな人形が原田さんの手によって生み出されている。展示館も併設してあるので、ぜひ足を運んでみて。
- 住所
- 〒811-3304
福津市津屋崎3-14-3
- お問い合わせ
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筑前津屋崎人形巧房
電話番号:0940-52-0419
ホームページ:http://tsuyazaki-ningyo.jp/
- 料金
- ひな人形(明治時代型) 40,000円
15人揃いひな人形 49,000円
モマ笛(中)1,050円
モマ笛(大)1,200円
- 利用可能時間
- 9:00~18:00
- 駐車場
- あり・1台
- アクセス
- JR鹿児島本線福間駅から西鉄バス津屋崎バス停下車、徒歩3分
国道495号線天神町交差点から車で約5分
- 関連リンク
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- 地図
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情報提供元:クロスロードふくおか