5館連携展覧会
ムナカタ -祈り・暮らし・交わり-
※来場の際は、各館の新型コロナウイルス感染防止策について事前のご確認とご協力をお願いします。感染の状況によっては、各展覧会が中止・会期変更になる可能性があります。
- 宗像大社
神宝館
-
特別展
神々への美宝
9月19日(土)~11月23日 2021年2月末9:00~16:30(入館は16:00まで)無休
一般/800円(600円)
高校生・大学生/500円(300円)
小・中学生/400円(200円)
※( )内は20人以上の団体および満65歳以上
聖なる美を追求した美宝
沖ノ島の国家祭祀でささげられた約8万点の絢爛豪華な奉献品は国宝、沖ノ島神宝として知られています。この神宝は古代の人々の美意識を体現しており、美の骨頂とも言うべきものです。本展では神宝の荘厳美とそこに隠された匠の技を体感していただきます。煌びやかなガラス製品の研究成果も必見です。
- 同時
開催
- 宗像大社 境内アート展
鎮守の森に神宝写真を展示!
- 九州国立
博物館
-
文化交流展
宗像海人の刀
9月1日(火)~12月23日(水)9:30~17:00(入館は16:30まで)月曜休館
※9月21日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館。9月23日(水)、11月24日(火)は休館。
一 般/700円
大学生/350円
※高校生以下、18歳未満、70歳以上の方は無料。
最新科学で見た、海人の刀
沖ノ島祭祀を担った宗像君の刀に注目。反りのない真っ直ぐな鉄刀は、古墳時代の主要な武器の一つです。宗像君が葬られたと見られる、勝浦峯ノ畑古墳から出土した鉄刀には、刀装具が良好に残されていました。九州国立博物館では、最新科学の目でこの鉄刀を観察しました。
-
勝浦峯ノ畑
古墳の大刀
全長約100mの前方後円墳から出土した大刀で、刀身は折れています。
-
X線CT画像
装具に覆われて確認できなかった鉄刀の茎を観察。二つの目釘が新たに発見されました。
-
顕微鏡写真
柄に巻かれていた紐を顕微鏡で観察。2本の絹紐を芯に、その外側に繊維を巻き付けてつくった特殊な紐です。
- 海の道
むなかた館
-
特別展
古代ムナカタ
海人の世界
9月19日(土)~11月29日(日)9:00~18:00 月曜休館
※9月21日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館。9月23日(水)、11月24日(火)は休館。
神秘のベールに包まれたムナカタ海人
沖ノ島祭祀を支えたと考えられるムナカタ海人。宗像市の浜宮貝塚は、近年の調査によって沖ノ島祭祀と並行する5~6世紀の海浜集落であることが判明しました。浜宮貝塚の出土品や沿岸部に分布する古墳の調査成果をもとに、謎多きムナカタ海人たちの実像に迫ります。
-
伝浜宮貝塚出土特殊器台
沖ノ島を中心に、宗像地域周辺のごく限られた範囲でしか見つかっていない祭祀土器です。
-
田野瀬戸古墳群出土の鉄製ヤス
沿岸部に築かれた田野瀬戸古墳から、馬具や武具とともに魚捕りの鉄製ヤスが出土。副葬品から海人集団を束ねたリーダーの性格を読み解きます。
-
浜宮貝塚遺物出土状況
アワビの貝がらやタイ・フグの骨、土器などが出土。古代の海人たちは、現代人よりグルメかも。
- 福津市
歴史
資料館
-
企画展
新原・奴山古墳群
調査研究の現在
9月16日(水)~11月30日(月)10:00~20:00 火曜・毎月最終水曜休館
※9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は開館。9月23日(水)、11月4日(水)は休館。
最新レーダーで解析!宗像氏の新しい姿
沖ノ島祭祀を担い、宗像三女神信仰を育んだ古代豪族、宗像氏の墳墓群「新原・奴山古墳群」において、50年来蓄積してきた調査結果を展示解説します。また、近年行った非破壊で地下の遺跡を調査する「地中レーダー探査」や発掘調査など、最新の調査研究成果を通して宗像氏の姿に迫ります。
- 九州歴史
資料館
-
企画展(第2・4展示室)
福岡の古代豪族
9月15日(火)~11月29日(日)9:30~16:30 月曜休館
※9月21日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館。9月23日(水)、11月24日(火)は休館。
観覧無料
※第1・3展示室
(常設展もしくは特別展)を
観覧の場合は有料
出土品が物語る、古代豪族たち
かつて福岡の地には「筑紫君」や「宗像君」といった古代豪族が独自の勢力を築いていました。その姿は、彼らが残した古墳や、そこから発掘された出土品によってうかがい知ることができます。本企画展では、福岡で活躍した古代豪族の姿を出土品から解き明かします。
-
アマゾナイト製の玉
城ヶ谷19号墳(宗像市)で見つかった、アマゾナイトと呼ばれる稀少な石材でつくられた玉です。朝鮮半島から海を越えて伝わりました。
-
呰見大塚古墳の単鳳環頭柄頭飾
呰見大塚古墳(みやこ町)で見つかった、大刀の柄頭に装着された金銅装の飾り金具です。中央に鳳凰の頭部がかたどられています。
-
珍敷塚
古墳の壁画
珍敷塚古墳(うきは市)の奥壁には、赤や青の顔料を使って人物や船、同心円、矢筒、鳥やヒキガエルなどが描かれています。
- 同時
開催
-
九州歴史資料館移転
開館10周年記念特別展
福岡の至宝に見る信仰と美
10/6(火)~11/29(日)